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- 2011/4/3 11:35
- 原発反対です(その2)
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- 放射能被爆は医療とは違うものを要求される。
真っ赤に腫れ上がった皮膚に、テープをはがすと皮膚が一緒にとれてくる。健康な時は、皮膚の細胞は盛んに分裂して新しいものに置き換わるがそれができない。
11日目。肺に水がたまり、呼吸が困難になる。呼吸を助ける為、器官に管を入れて人工呼吸器をとりつける。挿管する。それは家族と言葉を交わせなくなることでもある。
27日目 放射能被爆では、腸などの消化器の障害で死に至るケースが多い。腸内の粘膜がはがれた後から、出血するためで。
この頃から、下痢が3リットル、半日で10回の輸血。
重症患者用ベッドに移す(55度の角度まで傾く)、体の循環を良くし、皮膚に負担を与えないため。
皮膚が失われたところから、血液や身体の水分が失われていった。皮膚や腸から1日10リットル前後の水分が失われていく。
皮膚移植をしても、培養皮膚がつくことはなかった。
このため、身体のほとんどをガーゼで覆わなくてはならないケア(半日かかる)が毎日続けられた。
59日目 心臓が止まる。分刻みで心臓マッサージと強心剤の投与がおこなわれる。再開と停止を3度繰り返し、なんとか心臓は動いたが、心臓が一度止まったことで、脳に障害、腎不全、他深刻な影響を受ける。
65日目 免疫細胞が正常な白血球に襲いかかり、白血球が0になる。
81日目 家族が待合室で折った鶴は1万羽に近くになっていたが、無菌室に千羽鶴は入れられなかった。
83日目の夜。永眠された。
- 放射能被爆は医療とは違うものを要求される。