†のび太郎†さんとモバ友になろう!
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- 2008/2/17 23:44
- 小学生をおかした
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べながら見てました。
今日の出来事を書きます。
伝説の朝が幕を開けた。
俺は目を覚ました。
なんとも清々しい爽やかな朝である。
まるで開闢の福音が聞こえてくるようだ…
しかし様子がおかしい。
いつもなら頭上から死神の叫びの如く泣き叫ぶデジタルクロックを俺が断罪の鎌で黙らせてから目覚めるのに…
今日は聞こえてこない…
俺は背中を流れる悪寒を振り払いデスウォッチを見た。
なんたることだ。
いつもの時間を30分以上オーバーしている
OHジーザス
俺はライオンに気付いたガゼルより素早く布団を投げ捨て、竜巻の如く階下へ降りた。
俺はすぐに寝巻きを捨て、生まれたままの裸体にスクールウェアもとい制服を滑らせた。
焼けた腕筋を覆うホワイトミスリル。
赤き閃光を首に巻きつけ、ブラックージャケットが包みこむ様はさながら悪魔狩りに出掛けるダンテ。
俺は机に放置されたこんがりトーストをくわえ、カバンをつかみ、ヘヴンズゲートを飛び出した。
俺の相棒、ジャイアントにまたがり颯爽とペダルをこぎ始める。
風が気持ちいいなんて言ってられない。
爽やかな緑風も今は体を切り裂く血塗られた爪である。
アルプスにも例えられる急勾配を登りきり、荒い呼吸の先には……
トリプルアイズトラディショナルドラゴン。
通称、信号機である。
しかも、ここは国道。
無視は死を意味する。
さながら三途の川だ。
俺は、はやる気持ちを抑え、待った。
しかし待てども待てども一向に変わる気配がしないレッドeye。
どうしたどうしたんだ
そこで俺は気付いた。
シット
押しボタン式だ。
俺はボタンに華麗なジャブをかまし、間もなく変わった信号を光の如く駆け抜けた。
道路沿いを目にも留まらぬ速さで走る俺。
俺の相棒はフェラーリをも凌駕していたはずだ。
そして奇跡は起きた。
間に合ったのだ。
俺は神に感謝し、地に口づけをした。これほど天地を愛したことはない。
携帯を見た。
時間はジャスト。
と
俺は見た。
おお……神よ。
なぜこの日を選んだのかなぜ敬われているのか
なぜたなぜた
なぜだ―――
なぜ今日は日曜日なのだ……。
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