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- 2014/11/22 15:48
- チョイと唐津へ~2014秋気まぐれ弾丸回顧録
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- 唐津の晩秋は十四の山が曳かれてエンヤーエンヤー
此度の気まぐれ弾丸闊歩の本来の第一目的地であった唐津くんちは唐津城下の鎮守である唐津神社の秋の例大祭でござい、
普段は唐津神社横の収蔵庫に収められている古くは文政年間から新しくは明治初期に造られた十四基もの豪華な曳山が毎年十一月二日の宵曳山から十一月四日の町廻りまでの三日間にかけて、かつての城下町をエンヤーエンヤーの威勢良き掛け声を高らかにしてかつての城下町を練り歩くといういかにも九州らしい動の祭りである。
その唐津に此度訪ねたのは余所者が観るには一番良いものだともいえる御旅所神幸の日、大通りや街角で観る曳き山も見応えあったが、神社に御参りした際に唐津観光協会の方から是非観ておいた方が良いという場所を教えてくれたのでそのかつての小学校跡地に歩を進める。
唐津城の長い石垣の西にあるそこは西の浜明神台の御旅所、前日の雨で些か重くなっている砂地のグラウンドに正午を過ぎるやいなや第一山の赤獅子を筆頭に町を廻ってきた曳山が続々とやってきてはエンヤーエンヤーの掛け声と時に怒号を天に轟かせながら一気呵成に中に曳き入れ、そして反転して所定の位置へ山を曳き込む一連の所作は正に豪壮圧巻の類でござい、
昨年同日よりマシとはいえど決して足場の良くない砂地に車輪がズブズブと沈み込む凡そ2トンに及ぶ曳山を一対の綱を以て多くの若い衆により牽引する動の妙に乙な好みを覚えた次第かな。
- 唐津の晩秋は十四の山が曳かれてエンヤーエンヤー