タク王さんの日記

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- 2011/7/26 6:00
- コクリコ坂から
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- 『コクリコ坂から』観てきました。いい意味で平凡でよい作品でした。
  なにか大どんでん返しがあるとか、革新的な表現や仕掛けがあるとか、強烈なメッセージが有るとかではないですが、ついこの間まであった良い日本が描かれてました。
  多少の誇張があるでしょうが自分も含め3～40代の人にも実感としてギリギリ残るであろう当時の元気な日本の雰囲気が良かったですね。
  そしてこの作品を観ながら思ったことが。なぜジブリはこの時期にこの時代を描こうと思ったのか？です。
  自分は最近、遅ればせながら嫌韓に目覚め、素人ながら戦中戦後の自国の歴史をネットで調べてみたりしてます。そこで出てくるのは現在の世間でのイメージ（ﾏｽｺﾐ発の情報）がいかに捏造されたり歪ませられた形であるか。その結果、戦後の日本人を否定的に考えざるをえない雰囲気が作り出されています。
  別にこの作品に政治的要素があるとかではありません。ただ作中に描かれている、真面目で礼儀正しく勤勉で、誰かの為に仕事や奉仕が出来るという実在したポジティブな日本人像を再発見させる為に制作されたのではないかと思いました。
  一体どこで間違ったのか日本人。日本人らしく慎ましやかな自信と誇りを取り戻すには一人ひとりが自ら過去の歴史を見直すことが必要だと思います。この作品がその一つのきっかけになるといいなと思いました。
  あと、スタジオジブリって反日管首相の選挙区でしたっけ？もしかしたら、あんな人物を世に放してしまった贖罪かなぁとも思ってしまいました。それくらい今の世の中、歪んだ方向に行ってますよねぇ。