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    • 2025/7/11 19:41
    • スーパーマン
    • コメント(1)
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  • "アバター"
    • スーパーマン(2025)

      原題:Superman

      公開日:2025/07/11

      製作国:アメリカ

      配給ワーナー


      監督:ジェームズ・ガン


      キャスト
      デヴィッド・コレンスウェット
      レイチェル・プロズナハン
      ニコラス・ホルト



      レックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルトが凄すぎます。
      感情を剥き出しにしてスーパーマンに対峙する姿は圧巻の一言!
      まるで老いを感じさせない立ち居振る舞いと怒りや侮蔑を露わにした顔のアップなど、彼を観る為の映画と言っても過言ではないほど素晴らしかったです。

      そもそも物語自体が2時間9分という映画の枠に収まっていません。
      TVのニュースが流れた瞬間あっさりとスーパーマンが敵視されたり、ポータルが暴走してすぐにいきなり地面が裂け始めたりと、何の伏線もないままに物語はあれよあれよという間に進んでしまいます。
      当然、物語のスピーディーな展開にスーパーマンを始めとする各キャラの感情などが丁寧に描かれる事はなく、観客にとって本作はキャラへの感情移入がしづらい作品となっておりました。

      そんな中、レックス・ルーサーだけは外国人を目の敵にして排斥しようとする何処かの大統領みたいに明確な意思があり始終ブレがありません。
      スーパーマンに対する妬み、嫉み、蔑み、怒り、憎しみが、淡々とした台詞や冷静を装った表情から常に滲み出しており、観る者に人間性を剥き出しにした絶対悪である事を印象付けてきます。
      そんな彼が行方不明になったスーパーマンに怒りをぶつける凄まじい形相のアップは「人」そのもの。
      CGなどによる迫力満点のシーンが多々ある中、このアップは間違いなく本作の要と言っていい名場面でした。

      あと一つ、ルーサーと並び実に生き生きしく描かれていたのが飼い犬のクリプト。
      自分の好きな事にしか興味を示さないクリプトは実に人間ぽく描かれており、個人的には好きになれない馬鹿犬ですが好感が持てました。

      最後、スーパーマンが家に帰り、そこで観る映像が物語っているように、本作では「人間とは何か」、または「人間らしさとは何か」が問われているのは間違いない作品。
      そんな中、実に人らしく魅力的なのが宿敵と駄犬という点が皮肉であり本作の興味深い点でした。

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