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    • 2025/6/22 18:03
    • 罪人たち
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    • 罪人たち(2025)

      原題:Sinners

      公開日:2025/06/20

      製作国:アメリカ

      配給:ワーナー


      監督&脚本:ライアン・クーグラー


      キャスト
      マイケル・B.ジョーダン
      ヘイリー・スタインフェルド
      マイルズ・ケイトン



      1930年代のアメリカ。
      シカゴから戻った双子の黒人兄弟スモークとスタックは、かつて住んでいた田舎に戻りダンスホールを開業しようと画策していた。
      夜には開業したいと考えていた2人は早速準備に取り掛かるのだが…



      ラストに訪れるえもいわれぬ開放感が凄い!

      被写界深度を浅くして少しでも動けばピントがずれてしまう撮影を多用し、かつ映像にはない音を加えて観る者の集中力を登場人物にフォーカスさせているのは、このラストに訪れる開放感の為といっても過言ではない程でした。

      ただでさえピントを合わせるのが難しい撮影なのに移動する人物に焦点を合わせたままカメラも一緒に移動したり、老人の語りに引き摺り込む為に会話の内容と同じ音楽や音響を被せてきたりして、没入感や臨場感をいやが上にも盛り上げておりました。
      周囲はピントがボケていたり、音は語りに集中させる為だけに存在するのでますます外側に意識が向かなくなり閉塞感が高まります。

      プリーチャー・ボーイがギターを弾いて、過去と未来が混在するシーンではこの撮影方法と音響効果を存分に活用して、とんでもないワンカットを生み出しているので要チェックです。

      外界から閉ざされた映像がひたすら続いた後、抜けるような青い空が広がり、物語は終幕へと向かいます。
      奥さんと再会した男、父親と邂逅した息子、それぞれに訪れる自由。
      それは、日々の労働(奴・隷)からの解放、父親の束縛(信仰)からの解放、そして死なない身体(魂)からの解放を意味しておりました。

      ホラー要素を使いながらも監督が描きたい事を明確にした素晴らしい作品でした。

      余談ですが、今回は劇場を真闇に変える「究極の黒」をスクリーンで再現する事が出来る新宿バルト9にある【Dolby Atmos】で鑑賞しました。
      良品なので高音質、高画質での鑑賞をおすすめします。

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