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    • 2019/1/17 4:57
    • トリックのきまぐれ小説(4)
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    • 登場人物

      き→きよし
      店→店員さん
      友→店員の友人


      (前回からのつづき)


      なにやらアイコンタクトをとって、友人は足早に帰って行った。

      ナイス友人!空気読んでくれた!


      店『ごめんなさい、待たせちゃって』


      彼女が申し訳なさそうにこちらにきた。


      き『いや、全然。それより友達は大丈夫?』


      店『うん、大丈夫。ちょっと仕事の話してて…』


      タイミングの悪い所で話をさえぎられてしまったので若干話を進めづらい。


      き『こっちも急に声かけちゃってごめんね』


      店『いいんです。それよりどこ行きましょうか?』



      えっ…



      目の前が急に眩しくなった。



      これってOKじゃね?

      ていうか、OKってことだよね?

      正直もう一度食事に誘う言葉は掛けづらかったんで、この流れはすごくうれしかった。


      き『ほんとに大丈夫?』


      店『大丈夫ですよ。特に予定なかったですし』


      さてどこに行こうかと考えたとたん、僕はハッとした。

      この辺りの店なんて知らないんだった。

      正確に言うと今のこの辺りの店は知らないんだった。

      いくら地元とはいえ僕が知っている地元は10年以上も前のこと。今は帰省中で、ついでにケータイを買いに来ているだけなのを忘れていた。

      しかも一緒に食事に行くのに、向こうはバイクで…


      僕は自転車て…(一応ピストバイクだけど)

      カッコ悪い。あまりにもカッコ悪すぎる。

      せめてレンタカーでも借りてくるべきだったよな。


      僕は正直に話した。


      き『ここは地元なんだけど、実は東京から来ていて今のこの辺りのお店全然わからないんだ』


      店『え~、東京からきてたんですかっ』


      き『そうなんだ。どこかいいお店知ってる?ちょっと調べてみるけど』


      店『それなら、行ってみたいお店があるんです』


      き『おっ、それならそこにしよう!』


      店『決まりですね!』


      き『僕は自転車だから頑張ってついてくよ!』


      店『フフッ大丈夫です。そんなに遠くないですから』


      なんかいろいろ彼女の気遣いが見えてうれしかった。

      彼女はかわいらしいピンクの原付を準備している。

      とにかくあまり時間もない。

      僕も自慢のピストに乗り、気合を入れた。


      (つづく方向で)

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