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    • 2012/2/17 10:50
    • 'The Voice' Is Gone.Part 2
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    • emojiWHITNEY HOUSTON
      emoji『I'm Your Baby Tonight』

      「アメリカという国はポップやブラック等いろいろなジャンル分けがあって、その間で私はバランスを取らなければならなくて、そのどの人たちにも喜ばれるものを作らなければならない。でも時にはそれがうまく行かないこともある。そこで今回はもう少し以前よりファンキーでR&Bタイプのものを作りたい。」-これは本作の制作過程でのホイットニーの発言です。
       前作のブラックフィールドからの「白くなり過ぎた」という批判的な評価(僕はそれほど白いとは思いませんが)を受けて、ホイットニーは後の夫となるボビー・ブラウンやキャリン・ホワイト、ポーラ・アブドゥール等の作品を大ヒットに導き、90年代を代表するプロデューサーとなるLAリード&ベイビーフェイスを起用し、大胆なイメージチェンジを計ります。
       前作から3年余りが経過し、その間にテディー・ライリーが作り上げたニュー・ジャック・スウィングという新たなジャンルがブラックミュージック界を席巻していた時期でもあった為、それに近い今までよりファンキーなサウンドが大半を占めているのが大きな特徴と言えます。
       また、ルーサー・ヴァンドロスやスティーヴィー・ワンダーといったシンガーとして大きな実績を持つアーティストから提供された楽曲も、彼等のカラーを出しながらも、アルバム全体の流れを損なうことなく、うまく溶け込ませている点もポイントとなるでしょう。
       そして、前作のメイン・プロデューサーだったナラダ・マイケル・ウォルデンが制作したスロー曲では、ホイットニーのよりスケールアップした歌を聴くことが出来、この作品の後のemoji『ボディーガード』へと繋がっていきます。
       前2作が全米アルバムチャートでそれぞれ14週と11週首位を記録する空前の大ヒットとなった為、全米アルバムチャートで首位を逃したこのアルバムは、どうしても地味に映りがちですが、90年当時のブラックミュージックの雰囲気を明確に表現した優れた作品であることには違いありません。
       その証拠にこのアルバムは、翌91年のR&B年間アルバムチャートで首位を獲得し、制作過程の目論見通りの結果を残します。そして、それはジャンル等関係ない、ホイットニーというブランドを確立させることにも、重要な役割を果たすことになるのです。

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