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    • 2015/12/8 20:43
    • 崩壊の前 2
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    • メッセージを送り、走り続けること
      どれくらい経ったかは分からない。
      遂にたどり着いた古い屋敷。
      ドアを開ける前から分かる家族の気配に溜息をつきそうになった。

      ギィィとドアを開け中に入る。
      中に入った瞬間私は叫んだ。

      「いいから、逃げて。」

      皆この異常な事態に参戦を申し込んでくれ思わず涙が零れそうになった。
      しかし涙は堪えて、心を無にして言葉を紡いだ。

      「ダメ。これは私の『命令』。逃げなさい。遠くに、アレが来ないところへ。」

      声のトーンを落とし、無表情で淡々と続けた。

      「迷惑だから。貴方達みたいな荷物いらない。だから、早く行きなさい。」

      それで、去って欲しい。一刻も早くここから。
      そう思って周囲を見るが誰も動かなかった。
      思わず怒鳴ろうかと思った時だった。



      「じゃ、お言葉に甘えて逃げるわね。閖。」

      金色が見えた気がした。

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