♪ずも♪さんの日記

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- 2009/7/25 1:54
- これは…殺人だ
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- 某日未明
  ボリビアの農夫(42)がアリに殺害されているのが発見された。
  彼は酒を飲み、とある木の下で寝ていた。
  しかし、そこはアリの住みかで、
  そのアリは攻撃的な種であった。
  男性が眠っているうちにアリの集団は襲いかかり、彼を殺害。
  警察が現場に到着した時、彼はすでに死亡しており、
  身体には無数のアリが群がっていたという。
  地球上に一京匹もいるとされているアリ。
  その大半は肉食で、凶暴さも兼ね備えている。
  中には軍隊アリのように牙を持つもや、
  スズメバチの様に猛毒を持つアリもいる。
  彼等は数十万～数百万の単位で獲物を襲う時もある。
  薬に頼り弱った体を持つ人間はひとたまりもないだろう。
  現在、この男性を殺害した犯人（つまりアリ）は逃走中であり（アリだけに～であり）、
  種類は明らかになっていない。
  しかしながら、9割がた『モハメド・アリ』の犯行だと警察は主張している。
  ヘビー級王者の集団に襲われたら人間はひとたまりもないだろう。
  しかも、その数は数万匹。
  そして、毒を持っていた。
  勝ちへの執着心が強く、
  相手を殺害しても無数のモハメド・アリは男性の身体中を這いずりまわっていた。
  まさに蝶のように舞い、蜂のように刺す。
  モハメド・アリらしい戦い方だった。
  しかし、毒を使い集団で敵に襲いかかるとは……
  モハメド・アリは悪役プロレスラーだったのだろうか……
  　
  　
  　
  読み返すときに
  アリ→モハメド・アリ
  に変えて想像したら余計に怖い。
  これこそ脳の美学。