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- 2010/7/28 23:08
- デート日記~王子と私~其の肆
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- ビールをぷっはぁ!と飲む私の横でコクコクと素敵に召し上がる王子は、色白さんな為、一杯飲んだだけでもほんのり頬が紅潮されて妙に色っぽかったです。耐えろ!私!
そんな王子をチラッチラ見ながらアルコールが足りないと感じつつ、王子の「昼間からそんなお酒を飲むのも…」というごもっとも且つ素敵な発言に、私は「そうですよね!夜ならまだしも昼間なのにですよね!それにしても王子素敵ですね!」と心の中で王子に拍手喝采を浴びせ、私の体内のアセトアルデヒドが『全然仕事にならないんですけど』と言っているのはスルーして、うっとりと王子に相槌を打ちました。
お食事も終わり、私が行きたいと言っていた場所に連れていってくださるとのお言葉を頂き店を出た所、流石王子!!
「荷物は忘れてはいませんか?」
と、もうすでに私を把握してくださっていました。
トレビアン!王子!!
嗚呼…王子のお顔からまだまだ赤みが引いていらっしゃらない…。ここは是非ともお肌を診て差し上げたい…とセクハラ紛いの邪な想いを振り落とし、理性を呼び起こす為にも喫煙したいと王子に告げましたら、「いいですよ」と快諾してくださいました。
喫煙所に着き、煙草を取り出すと、な、な、な、なんと!!王子が「荷物、持ちましょうか?」と!
「い、いえ!そんな殿方に荷物を持たせるなんてそんなこと出来ません!!」
と、激しく狼狽えました!!だってだって、生まれてこの方そんな風に荷物を持って貰うなんてことした事無いんだもん!!
「こう見えても力はあるんですよ?」と笑いながら手を差し伸べて下さる王子。
おぉずぃィィぃぃぃぃぃぃぃイィィィうりゃあぃぃぃぃぃイィィィひゃっほぉういぃぃぃイィィィ!!!!
とは微塵も顔に出さず、「じゃあ…」と荷物を渡したのですが、その時の心の中は
なんてなんてなんて素敵なんですか貴方はなんでそんなにフェミニストなのですかもしかしてこれは運命ですかいやもうこれはそうとしか言いようがないとは思いませんか夢の中へ行ってみたいと思いませんかウフッフー!!!!
でしたが、勿論平常心!!
「あ、あのっ!重いですよ!?」
「あはは!本当に重いですね!でもいつもはもっと重いもの運んだりしてますから♪」と微笑む王子。
バッキューン!!だってば!!
いつもの貧血が出ちゃうじゃないか!!チクショウ!でも今倒れるわけには行かない!!と常日頃から鍛え抜いている鋼の精神で足を踏ん張り、喫煙所を後にしたところ、お尻のポケットから携帯の振動が。
…続く?
- ビールをぷっはぁ!と飲む私の横でコクコクと素敵に召し上がる王子は、色白さんな為、一杯飲んだだけでもほんのり頬が紅潮されて妙に色っぽかったです。耐えろ!私!