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    • 2024/3/31 12:51
    • 永遠のエルフと有限の人間の対比
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    • アニメ『葬送のフリーレン』、華々しい魔法描写もさることながら、深い人生哲学も随所にさりげなく織りまぜられていて好きだった。


      25話「致命的な隙」の思い出のシーン
      永遠のエルフと、有限の人間との対比。


      ゼーリエ「あの子(フランメ)は私たちには無に等しい時間で、魔法界の開祖にまで上り詰めた」
      フリーレン「師匠は何かに急かされているようだった」
      「人間たちには寿命がある。先送りできないんだ。
      私たちエルフは、やらなければならないことを、100年、200年、1000年先送りしたところでなんの支障もない。私たちの時間は、永遠なのだから」


      エルフには、「今これをやらなければ次はない」という切迫感がない。
      逆に、人間には次のチャンスは来ないだろうと分かっている。
      そしてそれが、人間が次々偉業に駆り立てられる原動力になっているのではないか。せめて生きた証を残そうとするかのように。。それなしでは偉大な作品や建築物などもなかったのではないか。(そういえばヒンメルの銅像とかもそうだった)


      もしも、「不老不死の社会」というものが実現したとしたら、理想的ではあるけれども、人々が「いつでもできる」と先送りする結果、技術革新とかも停滞し、寿命のある他の文明に滅ぼされる皮肉な社会になるのかもしれない。


      千年の時を生きるフリーレンの姿は『百万回生きた猫』と重なった。いくらでも生き返れるかわりに他の存在に淡々と無関心、そして最後に心から愛する猫に出会い、死別で人間らしい感情を知るところなどは、楽しい魔王退治の旅を長年過ごした勇者ヒンメルの死で、「人間の寿命は短いと分かっていたのに、どうしてもっと交流しておかなかったんだろう。。」と涙を流したフリーレンと似ている。あれは心を動かされるシーンだった。


      「魂の眠る地、オレオール」でヒンメルと再会する目標もまだなので、2期も続いてほしい、と思う。

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