詳細説明
訓練がしてみたい
警察犬の話がしてみたい
救助犬が好き
シェパードが好き
現場の事から活動(話せる範囲で)や訓練、シェパードの話など、熱い話からお茶のみ話の雑談までやってしまう警察犬部隊の本物の集い
(本、シェパードの警察犬部隊は福島県にて震災行方不明者の捜索を担当しています。)
本物と聞いて心くすぐられた人は、入室合格!!
気軽に立ち寄りくださいませ。
サークル通信
サークル通信って?- 2015/1/3 17:51 警察犬救助犬部隊、参上
サークル掲示板 最新トピック
- 2015/7/6 18:02武士の狼達(もののふのいぬたち)
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- シェファ捜索犬であるツバサ号は、訓練を受けている事もあるが、人なっこく、穏やかな性格で、何処に行っても子供達の人気者であった。 チョロチョロしていても問題ない。 ルースはイヤな事をされると逃げる。 特に知らない人から触られると一目散に櫻野の所に逃げる。 サラは論外で、櫻野にべったりで、一緒にいる隊員達でさえ興味がない。 基本的に櫻野が一緒に居れば、サラやルースもある程度は愛想を振り撒くが、それ以外は、可愛くないシェパ達である。 しばらくして、櫻野がサラの手入れを終える頃、一通り回って来たのか?ツバサが櫻野の元へ帰って来た。お客様を連れて。
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- シェファツバサと子供と櫻野と 櫻野達は、応急指揮所に到着すると3つの班に隊員達を分けた。 1班は、サラやルース、ツバサ、シアーの手入れやエサ、明日の出動の準備をする班、2班は、隊員達の食事の準備をする班、3班は、広報する班でこの班は、家族が行方不明となっている方に救助犬や捜索犬、警察犬を使っての捜索が可能である事を避難所にいる方々に知らせる役目を担って行動していた。 櫻野は、ツバサの手入れを終えて、ルースの手入れを終わらせようとしていた。ルースは、手入れを終えると自分のゲージに入り、櫻野の方を向き、その体を伏せて、大きくため息をついて寝こけている。 よほど、疲れたのだろう。 櫻野がサラの手入れを始めた時、ツバサがチョロチョロと歩いて、避難所の周囲のパトロールを始めた。
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- シェファ櫻野がこの言葉を口にするのは、3度目である。1度目は、雲仙普賢岳の出動の時、2度目は、阪神淡路大震災の時、そして今回である。数日間後、櫻野部隊は福島県いわき市に入っていた。津波の警報が出ている。捜索は難航した。 本格的な捜索は震災の翌朝からであった。櫻野は当日捜索をしたかったのである。震災当日は雪が降っていた。行方不明が凍死する危険があったのだ。実際、津波で溺れた方もさることながら、凍死された方も多かった事もこの災害犠牲者を加速させたと櫻野は思っている。櫻野達の部隊は海沿いの捜索を中心に展開した。次々と発見される遺体、櫻野達が発見したご遺体も100体を越えた。発見される生存者を遥かに越えるご遺体の数に櫻野達は絶句した。震災後、初日の捜索を終える頃には、無力感で一杯になり、ボロボロの心と体を引きずって、櫻野達の部隊の災害地応急指揮所がある避難所のグランドへ引き上げていった。
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- 2015/1/26 17:27警察犬救助犬部隊、お気楽相談所
- 2015/1/25 10:24警察犬救助犬部隊、ご意見広場
- 2015/1/21 14:56警察犬部隊参上
- 2015/1/14 14:52警察犬救助犬部隊、出動依頼書
- 2015/1/14 14:48警察犬救助犬部隊、休憩所(気楽に書てね♪)