ひゃっきんやいこう

「ある日のリコーダー」

俺はリコーダーの音が何一つ出せない。
何度音を出そうとしても死にかけの爺さんの呻きみたいな音しか出ない。
でもそんな俺が一度だけ音を出せたことがあるんだ

ある日に"リコーダーのテスト"があった。
その瞬間に俺の心は２つに折れたけど「何でもいいから音を出せ」って内容に心は粉々になった。

テスト当日俺は極限の腹痛にすら悩まされコンディションは最悪。
でもやるしかないよね。これを落としたら単位がもらえないらしい

俺の番が回って来たときにお腹の鬼は俺の肛門の扉をノックしていた。「これはやばい！漏れる！」と思いながらリコーダーをくわえるとそれを拍子にぶりふりぶりぶりぶりーーー！ってうんこもれた。
情けない声で精一杯「あ…ああ……先生……み……ミが出ました………」って言ったらパンツ洗ってきなさいって言われた話