気胸を語る会

気胸(Pneumothorax)とは､肺に大なり小なり穴が空き胸腔内に空気が漏れ､その空気が肺を圧迫し､外気をうまく取り入れなくなった状態である。
肺が外気を完全に取り込めなくなると死亡する場合もある危険な病気である。
外傷性気胸､緊張性気胸､自然気胸があり､ほとんどは日常生活において突発的に発病する自然気胸である。発病する場合は､痛みを伴うのでそこから発見に至るｹｰｽがほとんどである。自然気胸の場合､発病の原因については断定されていない。
片方の肺の気胸がほとんどだが､発病者の5%以下は両肺の両側自然気胸になる場合も稀なｹｰｽとしてある。
通常の処置としては､気胸部分が小さな穴であり胸腔内への空気漏れが大きくない場合は胸腔ﾄﾞﾚﾅｰｼﾞ処置をし､胸腔内の脱気を行う。脱気を行うことによって､肺の圧迫を無くすのが目的である。胸腔ﾄﾞﾚﾅｰｼﾞ処置は局所麻酔後､脱気機械から伸びるﾁｭｰﾌﾞを胸(脇下)に挿し込むものである。処置の際の痛みは個人差があるが､局所麻酔の注射針の時のみである。処置後はﾁｭｰﾌﾞの進入部分に痛みが生じるので､痛み止めの飲み薬が投与されるのがほとんどである。
胸腔内への空気漏れが激しい場合や……あとは質問してw