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    • 2007/5/3 21:49
    • 泣ける2ちゃんねる[15]
    • コメント(29)
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    • 題名:『不明』
      投稿者:素敵な旦那様
      日時:02/11 17:45:59
      母は、僕を女手一人で育てた。僕の幼かったころに、亡くなった父は、マンションの10階を母に残した。そのマンションからは、夏に花火をみることができる。父と母が過ごした街の花火。毎年花火の時には、窓際にテーブルを移動して、母と一緒に父を偲んだ。花火はいつもきれいで、母はうれしそうだった。父は、母に素敵なものを残したなっと思った。でも、それは長くは続かなかった。
      僕が高校の時に、うちのマンションの前に、もっと高層マンションが建設されたのだ。僕は、景観が悪くなるなぁって、思ってた。その年の花火の日、いつものように、テーブルを移動して準備してた。花火みれるかな?って、心配だった。花火みれなかった。見事にマンションで見えなくなってる。音だけの花火。あんなに悲しそうな母の横顔を見たことがない。僕は、母を連れて、川辺に歩いていった。母と見上げた初めての花火。父さん、心配するな。これからは僕が母さんを笑顔にする。

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