カギネコさんとモバ友になろう!

日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!

Yahoo! JAPAN IDだけで遊べる!今すぐ遊ぶ!

    • 2011/7/31 23:38
    • 「空海と密教美術展」「古代ギリシャ展」emoji
    • コメント(3)
    • 閲覧(25)
  • "アバター"
    • 上野の国立博物館で「空海と密教美術」を、西洋美術館で「古代ギリシャ展」を見てきました。

      「空海~」は約100件の展示がほぼ国宝・重要文化財で構成。空海直筆の書や曼荼羅、仏像など貴重なものばかり。よくぞ持ってきてくれた!と感動してしまいます。なかでも、京都の東寺に仏像曼荼羅として安置された21体のうち、8体もの仏像が展示されるというのだから嬉しいったらありません。
      仏像は実際の配置のまま展示され、その諸像の間に入り、前後左右どこでも見ることができます。
      間近で見る仏像の迫力たるや! 私を仏像好きにした帝釈天騎象像と初対面し、凛々しい帝釈天と美しい象の姿に惚れ惚れ。たくさんの手足と顔を持つ、明王像の苛烈で恐ろしい姿に惹き付けられて。菩薩の清らかな眼差しにため息をつき。仏像を堪能しました。
      異形の姿をした仏像は密教の奥深さを表しています。仏の世界を追求し、密教という新しい形を世に広めた空海。彼の生き方や想いが伝わってくる展示でした。


      「古代ギリシャ展」は、人間の身体こそが美の極致と考えた古代ギリシャ人の、理想の「美」の形を紹介します。
      ギリシャ神話やオリンピアのこと、当時の暮らしや考え方などが詳しく解説されていて、とても興味深い内容でした。
      傑作「円盤投げ」もぐるりと一周して鑑賞できるので、自分のお気に入りの角度を探すのも楽しかったりします。手足の角度、筋肉の張り、緊張と緩和と…どこから見ても美しいバランスで、これがギリシャ人の追求した「美」の形かと納得するような、完璧な美しさでした。
      時に、美しいという言葉だけでは到底くくれない、肉体美への執着もまた古代ギリシャ人の凄いところ。自由奔放で、享楽的で、残酷。強くたくましく美しい反面、見え隠れするそんな姿に、人間くささを強烈に感じました。

コメント一覧

更新する

この日記を違反通報する

カギネコさんの
お友達の最新日記

日記を探す

気になるキーワードで検索

みんなの新着日記