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    • 2011/5/14 21:06
    • 「香り展」と「フェルメール展」へemoji
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    • 東京芸大美術館の「香り展」は、日本ならではの香り文化を紹介する展覧会。仏教伝来とともに香木を焚くことを知り、室町時代以降は香道として発展していく過程が分かる展示で、とても興味深かった。
      平安時代に使われていたであろう香りを体験できるところがあり、甘い香りを想像して嗅いでみたんですが、とてもスパイシーな香りが漂ってきてびっくり。だれがカレー食べたんだ?と思うほどでした。ああいう香りを焚きしめて、平安時代の高貴な女性たちは暮らしてきたんだ…と、なんだか今までとは違うイメージで平安時代を想うようになりました。
      絵画では小茂田青樹「緑雨」や島成園「伽羅の香」など私の好きな作品が展示してあって嬉しくなりました。絵画からほのかに漂ってくるように感じる、花や雨の香りにうっとりです。

      Bunkamuraで開催されている「フェルメール展」も素晴らしかったです。フェルメールの作品は「地理学者」のみなんですが、その他の画家の作品も幅広くそろっていて楽しめました。オランダ大航海時代というものが絵画にもたらしたもの、それが伝わってくるような展覧会です。丁寧な描写、表現力は素晴らしくて見いってしまいます。また「苦い飲み物」という絵は、男の人がそれはそれは苦そうに顔を歪めていて、思わず笑ってしまいました。
      小さい作品ながら大きな広がりを感じさせるフェルメールの絵は、窓から入る柔らかな光の温もりまで感じられて、やっぱり素晴らしいなぁとしみじみ感動しました。

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