祝詞さんとモバ友になろう！
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- 2006/7/19 1:19
- シュガーポット（恐らくイメージ外です）
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- 御誕生日、銀の指輪。貴方が間違えて、薬指にはブカブカの指輪。
毎日はめて、貴方を想うの。笑みが浮かぶわ。
会える日は何時？
銀色綺麗な冷たい指輪。
ふと気が付くと感触がなくて。
慌てて探すわ。今日何したかしら？
探して探してもう夜中。
涙目疲れてお茶でも飲もうと、真新しいシュガーポット、棚から下ろしてはっとした。
硝子で出来たシュガーポット、光に透かすとキラキラキラキラ。
甘い角砂糖の中、銀色の冷たい光があった。
硝子で出来たシュガーポット、その様子。硝子細工のシュガーポット。砂漠の宝物みたい。
引っ繰り返すのあまりに惜しくて、薔薇の形の蓋を開ける。
いっぱい詰まった真白いシュガー、銀の指輪は底の底。
ふと目をやるのはカレンダー。
彼とのデートまで後六日。ポットの中には３０のシュガー。
一日に飲む紅茶は二杯。一杯に入れるシュガーは三つ。
私はくすくす微笑んだ。
窓辺に置かれたシュガーポット。陽の光で硝子がキラキラ――彼と会うまで後五日。
カレンダー代わりのシュガーポット。
銀の指輪はプレゼント。
貴方と会うためのプレゼント。
――
ごめんなさい懺悔してます（泣）
- 御誕生日、銀の指輪。貴方が間違えて、薬指にはブカブカの指輪。
