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- 2011/5/16 11:05
- 賞味期限ニタマンゴリオン
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- 帝国のからあげクンことユキピサが働く某食品会社。
そこには2ケースの煮たまごがあった。
『中林!今日…泉大津に煮たまご納品!片方は切れてるから見ていけ!』
ニタマンゴリオン初号機のパイロットであるヲータが中林に命令する。
『はいはい…分かっとりま…』
常にヲータに反抗する態度をとっている中林は、面倒くさそうにニタマンゴリオン弐号機の荷台に、煮たまごを積み込んだ。
中林は泉大津に煮たまごを納品するため、ニタマンゴリオンを南へ走らせる。
それを見送ったヲータは、賞味期限が過ぎているであろう煮たまごの処分にかかる。
『煮たまご!煮たまご!…』
『煮たまご!暴走モード!…』
『ん?』
なにやら叫びながら暴れているヲータを見かけたユキピサは、恐る恐る声をかけた。
『ヲータさん?なにやってん?』
『見たら分かるやろ?煮たまご捨てとるんや(苦笑)』
『ひとつひとつ叫びながら捨てん?100個もあるんやで(爆笑)』
『いや…それやとあかんねや…煮たまご!暴走モード!煮たまご!…』
『うーべろがばちょーん♪』
ヲータの背中を呆れて見ていたユキピサの携帯電話が鳴る。
『はい…えぇ!?おぉ…なんでや!?』
『煮たまご!暴走モード!…』
『ヲータさん!あかん!』
『なんや?ふぅ…終わった…』
『中林から電話あってんけど…泉大津に持ってったほうが期限切れらしい(爆笑)』
『えぇ!?』
『しかも今から取りに帰ってくるて(爆笑)』
『もぉ全部捨ててもたがな…』
『ハート塩4!』
帝国のからあげクンことユキピサは、4人前のハートの塩焼きを注文する。
鳥貴族に来るといつもこれである。
『って煮たまごの話やねんけど…どない?』
生ビールを飲みながら料理長はユキピサに聞いた。
『吹田の下りは出さんの?』
『吹田は…それ俺や!っちゅうて使徒がうるさいやろ(爆笑)』
『せやな(爆笑)せやけどヲータさん…』
『ん?』
『初号機のパイロットって設定やけど免取で免許あらへんがな(爆笑)』
『無免許でニタマンゴリオンはあかんよな(爆笑)』
『電車で吹田に取りに行かしたらえぇねん!』
『ところで…パーク…ロールキャベツ注文出とるんやけど在庫ないわな?』
『ん?俺あるある!不良在庫ちゃうねんけど…出えへんねん…』
『おっさん…それ不良在庫っちゅうんや(爆笑)』
『大ちゃん早よぉ持っていきや!』
『ん?』
『ヲータさんに捨てられる前に(爆笑)』
- 帝国のからあげクンことユキピサが働く某食品会社。