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    • 2010/5/29 4:15
    • 気まぐれ日誌
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    • 夕方に電車を乗ると、帰宅中の高校生やサラリーマンで混んでいた

      夕焼け前の日差しが差し込み眩しいが、座席の前に立ちつくし電車に揺られる私

      座席の角隅の席に、なにやら帽子を持った少年がせかせかと挙動をみせながら座っていた

      暫くして席が空き、私は彼の隣に座った


      私の目線に少なからず飛び込む彼の挙動


      彼は首をせかせかと動かし辺りを見渡す


      正直少し面倒くさいと目線を落とすが、彼を見る


      彼は左斜めを見て俺が見ているのを気づかないほど何か落ち着きがなかった

      また私は視線を落としていると、彼が私の方を見ているのが雰囲気で分かる


      私は二、三回頷くと、彼は前を見る


      また、彼は私の方を見ていたので、二、三回頷く



      どうしたものか、彼は落ち着いたのかあまり怪しい挙動をしない


      私はこれまで彼が変に挙動をしていたのは、彼の存在を乗客に気づかないから気づいてもらいたいとの欲求からきているものと思う



      彼は寂しいのだ


      誰だって寂しい


      彼はすくならかず私の想いに触れられた


      私の想いとは彼を包み込む優しさかと思うが、何故、乗客ならぬ人々は彼を一人ぼっちにしないといけないのか


      何も出来ない、何をしたら良いか分からない


      それは当たり前と思う


      しかし、私みたいに少しでも彼に頷いてやれば彼らは落ち着く


      お互い違う存在でもなく互いに生きている


      私は電車から降りようと席を立つと、彼は満面の笑みで左手で軽く手を振っていた



      私は右手で軽く手を振り電車から降りたが、今でも眩しい逆光の中、彼が手を振る満面の笑みの彼の姿を覚えている


      些細な日常でも、分からないこと、知らないことが多くある人々は、闇雲な意識の世界を泳ぐ


      それでいいじゃないか

      誰だって寂しいから認め合えば良いじゃないか


      貴方の笑顔はみんなの為にあるのだから、



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