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- 2015/4/3 17:59
- 白い姫と青い騎士1話
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宇宙を走るストームライナーの上に立つ雪
装甲スカートが割れ、肩のパフスも中が見えるように割れる。
背中と透明なメックブーツから白い粒を排気
宇宙に飛ぶ。
アーサー「雪…」
横に並走するのは菱型の機動兵器に乗った青い騎士。
ヘルメットも無い雪がなぜに宇宙に出れるかは想像がつかない。
雪は右手を振り車輪を飛ばす、
こうを描いた不思議な軌道。
ある位置て腕を引くと、
黒い艦影の前に光の花が咲く。
その直後に腕に戻る車輪。
アーサー「ヨーヨーか…確かにデタラメだ…」
アーサーも機動兵器の主装備である質量弾を撃つ。
光があり、それを超えるように敵機動兵器が現れる。
アーサーも見たことがある。
アーサーと同じような機動兵器に黒い機動甲冑が乗っている。
赤い目がランランと輝いていて、距離があるに関わらずアーサーを恐怖させた。
雪「アーサー…怖がらないで」
それはアーサーも見たことがある紋章の機動甲冑。
アーサーの元味方だ。
アーサー「なんてやつだ…」
アーサーは機動兵器を飛び出し、
単分子ソードを抜く。
アーサー「せめてこの手で…」
剣で盾を叩く。
A3「あれは振動剣ですね。自前の筋肉としなりで震えさせてますが。」
雪は左の車輪も投げる。
今度はアンダースロー。
雪「アーサー、貴方の振動剣の弱点は出すタイミングね。敵を剣の腹で叩いてチャンスを増やしなさい。
動きがばれると効果はうすいわ」
すり抜けた艦載機をガラス状の靴で蹴り落とし、左手に車輪を戻す。
また、光の花が咲く。
