暗黒の救済士さんとモバ友になろう!
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- 2014/10/31 13:10
- 悟り
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- 悟るためには、難しいことは何もない。
悟りには時間がない。時間が関係ない。時間との因果をもたない。
時間があるのは、経験があるときだ。経験は記憶を生む。過去を生む。未来を生む。しかし決して今を生み出さない。
悟りを知るなら、ことばというものに執着しなくなる。
何故ならことばは過去の産物だからだ。
経験から得たものだからだ。
それは固まっていると思われているが、
決して固まっておらず流動的で日々変異し無常である。
こういった時間と関係する無常の産物は全て、
真我ではない。本来の私ではない。気づきはそこにない。
気づきがあるとき人は今に生きる。
今をあるがままに受容する。
苦しい私を見てそれを受容し、溶解する。
苦しい私が本当の私でないことに気づきながら生きている。
一瞬一瞬の変化、無常をとらえている。
それは愛である。その愛には因果がない。
本当の幸せを知っている。そこに時間は関係ない、関与しない。
彼は死を知る。死とは何かを私を知るその時に同時に知る。
だから死への恐れはない。死とは何か理解できるから。
悟りとはすごいことでもなんでもない。
ただ情報にまみれたこの世界でそうしたことができにくい状態にあるだけだ。
苦を見つめるのはたやすい。
苦には気づきやすい。
楽は気づきにくい。
しかし気づけないこともない。
悟ることは誇ることでない。
威張ることでない。
語ることでない。
語りえない。
悟りはいまだ。過去ではない。ゆえに語れない。ことばは過去のものだ。
- 悟るためには、難しいことは何もない。