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    • 2014/11/6 20:21
    • 『嘆きのベイルート』
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    • これはいしだ壱成が出演した舞台で先月の26日に観に行った。

      出陣する前にネットであらすじを調べてみたところ、この舞台は内戦時代のレバノンを扱ったものと書いてあり、ふたりいる主人公のうちのひとり、いしだ壱成の演じる役の名はジョルジュとあり、もうひとりの役名はバッサムとあった。私の感覚ではこのふたりの登場人物のネーミングの由来はPFLP(パレスチナ解放人民戦線)の議長であったジョルジュ・ハバシュと、PFLPからPLO(パレスチナ解放機構)内最大派閥であるファタハに鞍替えしたバッサム・アブ・シャリフから来たものと見た。

      ネットにある記述をなお辿ってみたところ、この舞台の登場人物であるジョルジュはキリスト教民兵の組織にリクルートされ、その後民兵組織のボスは何者かに暗殺され…とあった。私の知るところによると1982年6月にイスラエル軍は北上しベイルートのPLO勢力を包囲し、停戦の条件を受諾したPLO勢力が9月にレバノンから撤退した後、マロン派キリスト教民兵組織の司令官でありレバノン大統領就任を目前に控えていたバシール・ジェマイエルが爆殺され、それをきっかけにパレスチナ難民キャンプであるサブラ・シャティーラの大虐殺があり、これらの史実から照らし合わせるに、今回の舞台の時代設定は1982年であろうということが自ずから透けて見えることとなった。実際舞台を観てみたところ、やはりイスラエル軍北上という言葉や、キリスト教民兵組織の司令官が爆殺された後起こった難民キャンプでの虐殺のことが触れられており、私の読みは当たっていた。


      終盤近くでイスラエルの諜報機関であるモサドの名が出てきたが、私がモサドの名を知ったのは1980年の夏、月刊コンバットマガジンに於いてであった。それによると世界最強の諜報機関はイスラエルのモサドとのことであった。


      私は湾岸戦争の翌年の、確か1月15日だと思うがイスラエルで人権活動をしている女性弁護士レア・ツェメルが来日した時、この女性を招いたNGO団体の事務所によく出入りしていて、その絡みからレア・ツェメルの講演会の手伝いをすることとなったが、講演会終了後、当時のパレスチナ駐日代表バカル・アブドル・モネムの挨拶があった。このバカル・アブドル・モネムなる人物はアラファトの覚え目出度いお方であると周りから色々聞いていたが、恐らく会場周辺にはモサドがうじゃうじゃいたことであろう。

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