苦情ネギ男さんとモバ友になろう!
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- 2009/2/18 21:50
- 支援地にて…
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- あれから支援地までトラックでぶっ飛ばし、無事、物資を届けることが出来た。
モカディシオへの帰りもぶっ飛ばして帰る。
これには理由があり、群衆やゲリラに囲まれると略奪に合うからだ。
今回はイタリアが当時支援していた場所なので、イタリア軍(UN)の甲装車を前後配備してもらい、護衛してくれた。
物資の保管はモカディシオの米軍駐屯地(UN)にしてもらっている。
理由は単にコネがあり、歳入の名目が無いので無料だからだ。
これからも支援地に向かう時は同じ手法を使う。何故なら、我々だけで武装して行動しても、前に立ちはだかれると、停まらずに轢いて走り続け無ければならなく、また、攻撃に対しても対抗しなければならないからだ。
護衛が居ればその確率は皆無に近くなるため、死者も最小限に済む。
ソマリアの政府軍と言っても、暫定的政府で、事実上モカディシオ以外では機能していないし、認められている政府では無いので、我々としても信用は出来ない。
あと数回続ければ今回のソマリア支援は終わる。
ジャーナリストがよく狙われるが、カメラ一つ奪うだけで、何年も生活出来るだけの金が手に入る。
それが武装ゲリラなら、武器調達の資金になる。
そうなる背景は、アメリカが利権目的で内戦に介入し、事実上の負け戦で撤退する時に残していった武器が多く残されているからだ。
アメリカの駐留理由は、その武器の回収にもある。
ここまで分断され、それぞれが独立国を名乗る以上、ソマリアの平和はまだまだ遠い…
さて、さっさと帰還して、次の目的地に向かう
- あれから支援地までトラックでぶっ飛ばし、無事、物資を届けることが出来た。