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- 2011/7/19 22:35
- 義務づけられた長き成功への道
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- 父：ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾌﾞﾚｰｳﾞ
母：ｸﾞｯﾊﾞｲﾍｲﾛｰ
牡/鹿毛/1995.4.28生
父は凱旋門賞馬、母は米G1七勝馬という世界的な良血の彼は、1997.10.5京都ﾃﾞﾋﾞｭｰを果たし新馬勝ちをおさめる。
続く黄菊賞を勝ち、３戦目の東ｽﾎﾟ杯をﾚｺｰﾄﾞで勝ち３連勝を飾る
この活躍から一躍ｾｲｳﾝｽｶｲ、ｽﾍﾟｼｬﾙｳｨｰｸと並びｸﾗｼｯｸ候補に名乗りをあげる！
良血馬として託された責務は大きくなった。しかし、ｸﾗｼｯｸ・前哨戦ともに一勝もあげるこなく三歳時を終えることとなる。
皐月賞：２着
ﾀﾞｰﾋﾞｰ：14着
菊花賞：５着
七戦して勝ちはつかず、陣営・馬ともに脇道にそれたかに思われた
でも能力が一級品なのは誰もが認めるところで、陣営は苦悩を乗り越え、翌年は東京新聞杯と中山記念を連勝し、能力があるところ見せつけた！
ここから快進撃！…とはいかなかった
G1で勝ちきれない。ここからまた七戦勝ちなし。
良血であり多くのファンがいる彼には、期待がかかっており、ｵｰﾅｰは激しい気性を抑えるため面子を被せたり、様々な距離に挑戦したり、活躍の場をﾀﾞｰﾄに求めたりと試行錯誤した。でも成功策にたどり着かずに迷走し道を失いかけていた。
ﾃﾞﾋﾞｭｰ4年目、21戦目の高松宮記念で彼は成功のスタートラインに立った。
ｸﾋﾞ差抜きんでてG1を制した
検量室前で愛馬を迎える苦悩を耐えしのんだ坂口正大調教師は人目を憚らず涙を流したという
その後のG1制覇はなく、その年の有馬記念で引退するのである。
ﾗｽﾄﾗﾝは最速の上がりでﾃｲｴﾑｵﾍﾟﾗｵｰに0.2秒差に迫る四着と気を吐いている
余生は成功の道を辿るべく種牡馬として活躍しており、G1馬ｶﾜｶﾐﾌﾟﾘﾝｾｽを輩出している
良血が苦労をして勝ち取る勲章のｽﾄｰﾘｰ僕は好きやな
馬名：ｷﾝｸﾞﾍｲﾛｰ
- 父：ﾀﾞﾝｼﾝｸﾞﾌﾞﾚｰｳﾞ
