バットマン◆さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/9/4 20:53
- 深い涙。2
-
- コメント(0)
- 閲覧(11)
-
-
- おくっていました。
季節は 冬。
街は 眩しいネオンの光に包まれ、 クリスマスに飾られていました。
まだ告白をできずにいる 俺は M先生の様子を伺うばかりでしたが、
ある会話のなかに 知りたくなかったことを知ってしまいました。
彼氏がいるということ。
泣くにもなけないくらい悔しくて、複雑な気持ちでいっぱいでしたが、気持ちを伝えないままでいいのかと思うと そうではないということに気づきました。
シンプルな一言。
「好きです」と 送りました。
返ってきたのが
「ありがとう」。
その言葉はどういう意味なのか 最初はわかりませんでした。
でも 会話をしていくうちに
駄目だったのだと 知りました。
そこで本当のあきらめをしました。
そこで 本当の切なさが心に残りました。
今でも残っている 事故でつくってしまった腕の傷跡。
それをみるたんびに M先生のことを思い出してしまいます。
今おもえば、 よく勇気をだして メールアドレスを書いたメモ用紙を渡したなと 自分に関心します。
そんな 切ない恋の思い出をうっすら忘れていた1年前。
部屋の掃除をしているときに聞いていたコブクロの 風。
なぜか涙がでていました。
涙を拭こうとティッシュに手を伸ばした先には 中学生 最後の日にもらった一冊の卒業アルバムがありました。
手にとり、 ランダムでめくったページに写っていた 見覚えのある顔。
M先生でした。
あの 思い出が一瞬で浮かびあがりました。
ふと こぼれ落ちた涙のわけは
一冊のアルバムに呼ばれてでた涙だったのかもしれません。
忘れていた恋。
でも完全には忘れられない恋。
そんな恋を経験したことのある自分だから あんな涙がでたのかなと今でも思います。
どんな涙にも、理由があると思います。
忘れられない苦い思い出も 心にしまっておくほうがいいんだと思います。
完全に忘れてしまったら 何に対しても 乗り越えかたを忘れてしまうから。
- おくっていました。