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- 2011/9/21 18:55
- インド1
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- インドより帰ってきました!
一日八回ゲリラ下痢したけど無事です
インドは日本と全然違います
なにかと言うと、インドはヤバイ国です
東南アジアと言えば当たり前なんだけど、交通ルールは全くなく「俺が、俺が」と怒鳴るほど自己主張しないと車も走れない、人も歩けない
町そのものがゴミ箱。清潔なんて言葉は無い むしろ馬鹿馬鹿しいぐらい
じゃあ溜まりに溜まったゴミは?
犬が食べる、牛が食べる、そして身分の低い者が掃除をする
だから自分の店の前だけさっさと埃を払ってさえおけばいい
さらに身分の低い不可触民はそのゴミ同然、因みに犬もそんな扱い
そういう人間や犬には手足がない、歩けない場合が少なくない
あまりにも交通ルールが悪すぎること、治すお金など当然ないこと、何よりも立場的に彼等は保障されないことが原因だろう
また宗教に熱心な彼等は「前世や現世のカルマ(行い)が悪かったため天罰が降りた」と言うだろう
同情や慈悲の心は無くはないのだろうが(あくまで俺の予想だけど)、当人の事情を知らないために身分がそう言わせるのだろう
今もインドには間違いなく差別はある
彼らは観光客を中心に、言葉にならない声で「うー、うー」と、或いは「money,money」と物乞いをする
中には苦しそうな顔をして「1ルピーだけでいいから」とねだってくる小さな女の子もいる
「ミルク代」と言わんばかりにまだ何もしゃべれやしない子供を抱いた母親
あとを生き、死に行くだけのようなじいちゃん
色んな物乞いをする人間がいる
しかしこれは彼らの仕事だ
金をやっても「もっと」の言葉ばかり
写真をとれば、ここぞと「一枚20ルピーだ」と顔付きが険しくなる輩もいる
誰からでもいい、どんな形でもいい。お金が欲しい
さもなければ明日がないからだ
今までだってそうやって生きてきた。何年も。母ちゃんも
だけど俺はマザー・テレサなんかじゃない
行く前はガイドブックの言う通り「あげ始めるとキリがないから…」と言う理由であげるのを辞めていた
さっきのあの子にはあげたのに?あの子5ルピーだったのに?
そういう気持ちになって自分を責めてしまうかもしれない
彼らには金は渡せない。そういった決心で何人もの物乞いを見ていると次第に
「何だこいつら。人の金をありがとうの一言も言わないくせに寄越せってか?」と言う気持ちになってきていた
写真すら撮りたくなかった
2に続く
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