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- 2012/12/2 0:28
- 90分
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- ニュース日記 について:
- 2012年12月1日、15時30分からのJ1最終節90分は、Jリーグ20年の歴史の中でもトップクラスの「濃さ」をもった90分だったのではないだろうか。
何しろ全18チーム同時キックオフの9試合のうち、ACL出場権をかけた3位争い、残り二枠となったJ2への降格争い、どちらにも絡まない試合が清水-大宮戦、F東京-仙台戦の2試合しかないという事態。
どこかの会場で点が入る度に勝ち点差・得失点差を巡って刻々と、複雑に事態が変化する。
結果は浦和の3位獲得と、G大阪・神戸のJ2降格になったわけだけど、この1日はこの国の多くのサッカーファンの記憶に刻まれる日になったんじゃないかと思う。
幾つものタイトルを獲得したG大阪の降格は衝撃をもって伝えられているけど、なんやかやジンクスと結びつけて報じるのは全選手に対して失礼だと思う。
東原亜季さんの「デスブログ」やら今野選手の「降格請け負い人」やらいかにもマスコミが好きそうなネタだけど、酷いのは磐田の前田選手に関するもの。
NHKすら話題にしたけど、プロスポーツ選手のプレーに、まやかしげなジンクスをやたらと絡めるのはどうかと思う。
今年を含めて6年連続でシーズン初ゴールを上げた相手がJ2に降格している、という前田選手は「デスゴール」「死神」「死刑執行人」「アサシン(暗殺者)」と酷い言われようだけど、当たり前の話、前田選手は選手として、FWとして、1ゴールでも多く相手から奪うことを目指してプレーしているわけで、今日もG大阪から1点を奪っているけど、それに得点以外の意味を持たせるのは嫌な感じだ。
まぁ洋の東西を問わずスポーツ界に数多くのジンクスがあることを思うと、「人類はジンクスが好き」ということである意味仕方のないことかもしれない。
今季のJ1を見渡すと、強豪・名門と言われたチームが下位に沈み、新興勢力やタイトルに縁がなかったチームの躍進が目立つ。
昨季リーグ優勝がJ2からの昇格チームであった柏、今季リーグ優勝がJリーグ創設メンバー10チーム(オリジナル10)中唯一無冠だった広島、そして昇格組のローカルチーム鳥栖が最後まで3位を争ったことを鑑みると、選手個々の技術の接近、個の力で上回る相手を打ち負かすチーム力の接近が事象として明らかになってくる。
ただ、それがリーグ全体の力の底上げを表しているかは別問題で、今や日本代表選手の大半は海外クラブでプレーしているし、ACLに出場したJクラブはここ最近苦しむ姿をみせている。
来季ACLに出場する広島・仙台・浦和・天皇杯優勝チームの4クラブには「Jリーグの意地」を見せてほしい。