LV:どくさんの日記

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- 2008/4/25 10:57
- 魔のカーブ
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- あての無いドライブがてら、ボクは知らない山道を走っていた。
  そして、照明もない、落書きばかりのトンネルを抜けた。
  　
  　
  その瞬間！
  前方に白い服を着た女性が突如現れた！
  ボクは急ブレーキをかけ、停止した。
  すると、女性は去って行った。
  　
  そして目の前を見て、ボクはその女性に感謝した。
  　
  ボクが道だと思っていた目の前は急カーブで、ガードレールが壊れていて、崖になっていたのだったのだ。　
  　
  次の日ボクはその場所に花を添えに行った。
  　
  帰り道、バックミラーを見てボクはハッとした。
  ミラー越しその女性と目が合った。
  　
  女性
  『死ねば…よかったのに…』
  　
  オレ
  『分かってるんだ、助けてくれたんだろ？』
  　
  女性
  『べ…別に…そんなつもり…無かtt…
  　
  オレ
  『お礼しなきゃな。また来ていいか？』
  　
  女性
  『ダメ！落ちたら危ないわ！も…もう来ちゃダメなんだからね！』
  　
  そう言って女性はスーっと消えてしまった。
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  １年後。
  　
  仕事の都合でそこを通った時、弁当をくれた。
  彼女いわく、作りすぎただけで、決してボクの為に作ったワケじゃないらしい。