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    • 2010/5/23 22:07
    • もう1年か…4
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    • つづき。

      そう言われて帰ってきた。
      少し寝ようとは思うのだが寝れない。
      やっぱり不安で心配でまた変な予感めいた感覚もあった。
      それでもと思って買い物に行き晩ご飯の準備をしていたちょうど午後3時ぐらいのとき。大体終りテレビを見ながらなんとなくもの悲しく感じた。
      母親が寝ていた介護ベッドだったりポータブルトイレ、テーブル使っていた茶碗…
      そんなのをぼーっと見ていた。もう帰って来ない…もう使う人はいない…
      時間が進んでいるんだろうが自分の中では止まっていた。
      そんな感覚でいた時突然携帯が鳴った。
      病院からだった…
      よいよ来たか…
      「あぶなくなったから早く来て」
      父親の声は妙に落ち着いて〔その時〕を感じているようだった。
      すぐに車に飛び乗り病院を目指した。
      こういう時ってなかなか車が進まない、信号が赤になるたびにイライラともう逝ってしまったかな…というなんとも言えない感情が入り交じっていた。
      午後4:55ぐらいに病院に到着、いつもより10分ぐらい遅かった。
      エレベーターを待ず三階まで一気に駆け上がって病室まで走った。病室につくと妙に落ち着いていた。
      ベッドの横には担当の医者と上司に当たる医長がいた。
      父親も母親が寝ているベッドの頭側にいる。「間に合ったな。おい来てくれたぞよかったな。安心してゆっくり寝ていいよ」
      父親の声が病室に響く、自分は母親が息絶えた姿を見た。
      いつもと変わらず普通に寝ているようにしか見えなかった。ただ苦しそうな息遣いも眉間のシワもなく抜け殻のようであった。

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