ゆうちゃん)さんとモバ友になろう!
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- 2010/5/23 19:49
- もう1年か…3
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父親はこの前の年に定年を迎えていた。
ようやく仕事から解放されて夫婦で旅行にも行きたかったんじゃなかったかな。
定年を迎えてその日から妻の看病をしていた。未だに看病がつらかったとか聞いていない。
亡くなる日朝6時ぐらいの列車に乗り父親は病院に行った。
自分も10時頃に病院に向かった。
自分が病室に着いた時には母親は手指と足に包帯をグルグルまいていた。
自分たちが母親が病院に入院してから何度も担当していた医者にむくむに対して対処して欲しいとしつこく言ってようやくしてくれたことだった。
処置が終り、回復しない母親の姿を見ながら自分と父親は押し黙り重苦しい空気のなか時間が過ぎていった。
「お前はもういいから一回帰ったら」
「そうかい。じゃなんかあったら電話して」そんな会話をして病室を後にした。
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