ｭΨμηεﾒさんの日記

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- 2015/10/31 13:34
- 大手術
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- 母の脳にたまたま動脈瘤が見つかり、検査が進むにつれ手術が困難と言われた。
  
  ある病院で、手術した方が後悔すると言われた。
  
  悩んで、歳は75になるし、それならば手術しないと決めた。
  
  しかし、学校の先生に
  
  死ねってことか？
  障害が残っても温かい体があればいいんちゃうの？
  
  と
  
  左内頸巨大動脈瘤
  
  放っておいて破裂すればくも膜下出血
  
  それが天命すら思った
  
  でも、先生の言葉で目が覚めた。
  
  何度も命を助けてくれた主治医に相談すると、時間外に私の話を聞いてくれて、学びをくれ、唯一奇形動脈瘤を手術出来る大阪の病院に予約を入れてくれ、紹介状をもらいすぐ行けた。
  
  急いで手術しないと行けないと直ぐに入院になった。
  
  手術をモニターで観れるから、勉強になるからみてくださいと言ってくれた。
  
  それからほぼ毎日学校帰りに通っている。
  
  医者の話を聞く日は学校から直に行ったり、子供達と行く日は一度家に帰り連れていく。
  
  16年前を思い出す。
  
  高校１年のちょうど今ごろ、脳幹出血で倒れて、毎日学校から帰ってきては、着替えのパジャマとか持って病院に通った。
  
  どんなに辛くても独りで乗り越えたのに
  
  今日、約15時間にもおよぶ手術
  
  難しい手術だが、全力を尽くすと言ってくれた。
  
  手術が近づくにつれ、不安そうな母に
  
  大丈夫!!
  
  って言ってきた
  
  けど
  
  ちょっとした医療の知識が私を苦しめ、
  私も不安な気持ちで押し潰されそうでも
  
  それは絶対見せれなくて
  
  帰れば子供達がいて
  
  強くないといけない
  
  本当はそんなに強くないのに、強いと言い聞かせ、毎日誰にも不安を見せれない
  
  帰れば21時を回る
  
  課題が出来ない
  テスト勉強できない
  毎日の交通費でお金がかかる
  子供に優しく出来ない
  
  疲れたなぁ
  
  疲れがピークの日
  
  慣れない電車にもうんざりで
  カバンも重くて
  
  突然発狂したくなった。
  
  楽になりたい
  
  一瞬思った
  
  でも、母が生きるために手術をする
  
  生きないとあかん
  
  回りのみんなが
  
  出来ることがあれば言ってって言ってくれる
  
  食べない私に何人もパンをくれた
  
  それだけで十分
  
  現実は、自力で乗り越えるしかない問題
  
  手術室へ向かう姿を見て涙が止まらなかった。
  
  手術が上手くいきますように