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    • 2008/7/7 0:42
    • 戦争映画②
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    • スピルバーグのような大衆映画監督が描く戦争映画で最も重要なことは、主張を排除することだ。
      冒頭ノルマンディーの凄惨な映像で負を描きながら、ラストはアメリカ国家の歴史を賛美するような正を描くという自己矛盾。1本の映画で両方描きたいなどというのはおこがましいにもほどがある。
      完全に演出したレニングラードや、現実を描こうとしたブラックホークダウンのようなやり方でなければ、戦争というテーマを選ばないでくれ。
      こんな映画が高く評価されているということは、いかに日本が平和ボケしているかという証左であるように思う。

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