wakkingさんの日記

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- 2007/10/30 19:46
- 天使の梯子
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- 今日は休みなので、昨日は村山由佳の天使の梯子を読みました。
  村山由佳のデビュー作で、昨年に小西真奈美主演で映画化された天使の卵の続編で十年後の話です。（現実の時間でも卵から梯子まで十年経っています）
  天使の卵を読んだのは、主人公の一本槍歩太より少し若い頃だったと思います。もうはっきり覚えていませんが。
  でもストーリーは鮮烈で、今まで数多の本を読んできましたが、心に残る五冊の中に確実に入るものでした。
  昨年映画化を知ったのは、ずっと購読していた月刊誌に天使の卵が映画化記念として先に漫画化されて掲載されたからでした。原作を読んでから数年を経て、また違う形で天使の卵に出会って、今の職場に変わってから収まっていた活字中毒がまた復活しました。
  そんな時、ふと立ち寄ったコンビニで出会ったのが直木賞を穫った「星々の舟」でした。そのあとがきで天使の梯子の事を知って一度書店に探しに行ったらみつからず、それからしばらく忘れていたら一昨日とうとう文庫化されていました。
  普段活字を読まない人も、読みやすい文体だと思うので、まずは不朽の名作天使の卵から読んでみてはいかがでしょうか?多感な時期に差し掛かっている人に特におすすめです