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- 2013/10/8 22:34
- 犬
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- 日本の
あるところに優秀な盲導犬がいました。
彼は、
いつも目の見えないご主人様の為に働いていました。
ご主人様が家で、のんびり過ごせば かたわら座ってじっとしています。
ご主人様が外に出かければ常に前を歩き先導してくれます。
彼は、とても優秀です。
彼は、エサや見返りを求めません。
しいて言えば、ご主人様が優しくアタマを撫でてくれる事が喜びのようです。
それから数年後、、、
彼は、年をとっていました。
盲導犬は、ある程度 年をとると若い盲導犬に世代交代します。
ある日、
トラックがやってきました。
彼を迎えに来たのです。
ご主人様が泣いています。そして、ご主人様が最後の指示を出します。
「トラックに乗りなさい…GO!」………。
彼は、動きません。
ご主人様から離れようとはしません。
彼は、優秀な盲導犬です。今までご主人様の指示には全て従ってきました。
そんな彼のただ一度の反抗です。
最後には係員さんに
トラックに乗せられました。
ご主人様は目は見えないはずなのに泣いています。トラックは走りさっていきます。
そのかんも車の窓から彼はご主人様を見つめていました。
盲導犬の仕事は、
ご主人様の役にたつ事です。
その為、指示に従う事を徹底的に教えられるようです。
それが盲導犬の仕事であり犬の本能です。
最後、彼は盲導犬の犬の本能に逆らってしまいました。
その不思議なものの正体に、彼は気づいていないかもしれません。
その本能にさえ逆らってしまう不思議なものを「愛」だと言うんでしょう。
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