響☆ムルさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2009/8/22 22:48
- 医者とサラリーマン
-
- コメント(4)
- 閲覧(27)
-
-
- ムルは建築資材の販売営業マン。
Mさんを某建材メーカーのショールームに案内する仕事の依頼があった。
待ち合わせ場所で待つ事数分、Mさんが現れた。
ムルはMさんの風貌を見てビックリした。
年は40そこそこ位で、立派なスーツを着こなし、身に着けている物全てが贅沢品…。
《そして少しいい男》
完璧すぎる
失礼とは思いながら職業を聞いてみると、個人病院の院長をしているとの事だった。
いわゆる『医者』である。
ムルは「なるほど…。」と思わず言葉に出してしまった。
Mさんが『私は詐欺師』と言えば、それはそれで「なるほど…。」と言葉に出していたかもしれない。
案内したショールームはムルの行き付けで、仕事が暇な時はよく喫茶店代わりにコーヒーを飲みに行っていた。
なんとそこの女の子達が、Mさんが【医者で独身】と聞いた途端にチヤホヤし始めた。
何度もこのショールームに通って作り上げてきた《ムルさんは優しくて、面白くて、とってもいい人》の像は一気に忘れられ、Mさんにベッタリである。
やっぱり世の中は不公平なものである。
Mさんは《地位もお金もあり、オッサンではあるが男前》
ムルは《地位もお金も無く、そしてブ男》
この【文字にすればたったの数十文字ではあるが、そこに大きな差】があるのだ
なんだか目の前にいるMさんの存在に腹が立ってきた。
しかし非力なムルは何も出来ない!
唯一Mさんに勝っているものがあるとすれば【悪知恵】くらいのものである。
何とも気に入らないので、後から《Mさんのパンツはいつもウンコ付いてるんだぜ!》って皆に話しておこう!
そして《Mさんに近づいたらウンコ付けられるから近寄らない方が良いぞ!》とも付け足してやる
そしたら【マストシステム採用】のもとにムルが勝利を収められるかもしれない!
我ながら見事な采配だ…。
そして何事も無く打ち合わせが終わり、帰りはMさんを家まで送って行く事になった!
そして帰り際にMさんが「お世話になったから」と言って、お寿司を奢ってくれた。
Mさんはどこまでもかっこ良すぎる男である。
とりあえずお寿司を奢ってくれたお礼に、この日記でMさんを誉めておきます。
【凄いMさん
渡辺謙似
】
とりあえずこれでお礼をした事にしておこう。
- ムルは建築資材の販売営業マン。