日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2011/3/29 18:44
- 暇潰しにスピッツのロビンソンを解読
-
- コメント(1)
- 閲覧(26)
-
-
- 君が亡くなった季節は切ない日々。
三途の川を自転車のように速く走る君を追いかけた。
君とのたくさんの思い出をレコードに例える。
その中には君が亡くなったという大袈裟なエピソードも含まれてる。
何もかも疲れた肩にぶらさげて、まぶしそうにしかめっ面をする。
同じセリフ同じ時思わず口にする有りふれた言葉。自殺しよう。
触れない。生身の人間に。
二人だけの天国。
亡くなった時、一度離してしまった手を離さないように。
大きな力で空に浮かべたら風のない宇宙で君と一緒に風に乗る。
片道に捨てられている猫を見た。その猫は君とどこか似ている。
僕は知っている。君はイジメを受けて自殺したことを。同じ死という運命を辿らないように、無理矢理ほほよせる。常に笑っていてほしいから。
いつもの交差点で見上げた僕の目──いや、丸い窓は。
薄汚れいる希望がいっぱいの月も元気づけようと見てた。しかし、僕は決めた。
君が自殺した場所。死因は溺死。君に会うために君の魂が来るのを待った
君は来てくれた。君は案の定驚いた。「なにしてるの?やめなさい!」と言った気がした。
そして僕は生まれ変わる。生身の体を捨てる。
生身の人間には触れない。
二人だけの天国。
一生終わらないお経という名の歌がばらまかれる。
大きな力で空に浮かべたら風のない宇宙で君と一緒に風に乗る。
大きな力で空に浮かべたら風のない宇宙で君と一緒に風に乗る。
風のない宇宙で君と一緒に風に乗る。
- 君が亡くなった季節は切ない日々。