極夜&白夜さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
-
- 2014/8/3 1:30
- 保存用。閲覧不要。
-
- コメント(3)
- 閲覧(10)
-
-
- ・結晶している!
ガラスと水晶は成分は珪酸SiO2で同じです。水晶は石英の結晶したもののことです。六方晶系で典型的な例では六方柱と錐面との集形をなしています。工業的に石英を溶かし、再結晶させて作る合成水晶も本水晶と呼ばれて販売されています。こちらは天然水晶と同じ性質です。一方、ガラスは非結晶質のアモルファスです。ネットで結晶させていないものが溶錬水晶
・人工水晶と呼ばれて販売されているものを見かけますが、ガラスとかわりません。ご注意ください。
・モース硬度7。
モース硬度7でモース硬度5のガラスより堅いです。ガラスに傷をつけることができます。
・比重が重い。水晶は比重2.64~2.69です。ガラスは2.3~4.5。鉛の入っていない普通のガラスは2.3です。ガラスよりやや重いと感じます。
・内包物がある。
インクルージョンという内包物が内部に入っているものが多いです。中でも有名なものがルチルTiO2やトルマリン、緑泥岩でしょうか。ルチルはインクルージョンの一例です。ルチル=金紅石TiO2という鉱物が針状結晶として入っています。金針入り水晶というのはこれです。?紅水晶も微小なルチルのせいで紅色になっていると言われています。硫黄の入ったレモン水晶
・緑色の雲母の入ったアベンチュリン。
紫水晶は微量の 鉄イオン、煙水晶はアルミニウムイオンがそれぞれ放射能とともに影響を与えています。成分で色が違う水晶はとてもきれいで面白いですよ。インクルージョンの入り方で水晶の面白さはさらに深くなってゆきます。また、天然水晶の内部には雲と呼ばれる白い結晶部分が見られることが多いです。
・条線がある。
柱の面には成長によって出来た条線という横線が入っています。
・複屈折率がある。
一筋の光を二筋に屈折させる性質=複屈折率をもっています。髪の毛を1本、珠の下に置いて上から覗くと、線がある角度から見ると2本に見えるのが天然水晶といっているのは正しい見方です。ただ直径1cm以下のものでは区別が付きにくいです。工業的に作った合成水晶にも同じ性質があります。屈折率は1.544~1.553。複屈折率は.009です。また分散度もガラスは0.010に対し水晶は0.013です。
- ・結晶している!