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- 2018/3/26 0:07
- 公式長編記録映画『日本万国博』
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- 公式長編記録映画『日本万国博』
◎1971年・ニュース映画製作者連盟作品。配給・松竹、ダイニチ映配。
●カラー、シネマスコープサイズ、173分。
●総監督…谷口千吉
●企画…日本万国博覧会協会
●総プロデューサ…田口助太郎
●監督…山岸達児、亀田利喜男、下坂利春
●脚本構成…田口助太郎、伊勢長之助、谷口千吉
●撮影監督…植松永吉
●編集…伊勢長之助
●音楽…間宮芳生
●ナレーション…石坂浩二、竹下恵子
他。
1970年に大阪で開催をされた日本万国博を記録した映画『日本万国博』を見ました。
千里ヶ丘の整備から万博の会場を建設する模様から閉会式までを綴っていますが、三時間の長さを感じさせない見応えのある作品でした。
万博と言えば未だにこの大阪の万博を連想するぐらい一大イベントでありますが、これまで断片的な映像でしか見たことがありませんでした。
この映画を見まして、大阪万博はすごかったんだと改めて認識を致しました。一つの近未来都市のようなスケールの大きさ、民族の壁を越えた文化の交流と人間同士の繋がりに感動をしました。
国家間の政府の結び付きより、名もなき庶民の結び付きの方が大切であると思います。
石坂浩二さんと竹下典子さんのナレーションが高尚かつユーモアに富んでおり、全編に流れる間宮芳生さんの壮大な音楽がロマンを感じさせます。
『銀嶺の果て』や『暁の脱走』の谷口千吉監督が総監督を勤め、『東京オリンピック』のスタッフが集結しただけあり、とても楽しめました。
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