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    • 2018/3/16 1:01
    • おもひで。2
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    • 父は昔からよく仕事終わりに飲み歩いていた。

      外面はいいけど家に酔って帰ってくると怒鳴り散らしたりしていて、母が自分たち兄弟を隠れさせ1人耐えていた。

      父は存在は恐怖の印象が強かった気がする。
      でも酔ってなければ普通の父親で、仕事は大工をしていた。
      小学校1年の時に将来の夢を宿題か何かで書いた記憶がある。

      理由までは覚えていないけど、父と同じ大工になりたいと書いた。
      当時は幼いなりに父が家を建てる仕事をしていて、凄い事だと思っていたのだと思う。

      夏休みになれば巣潜りでサザエやアワビを箱いっぱいに取ってきて浜辺で焼いて食べてさせてくれた。

      そのうち後を追って一緒に取りに行くようになり父以上に泳ぎは上手になったけど、経験による、見つける能力が父の方が圧倒的にすごくて父より取れる事はなかった。
      田舎暮らしだから父に連れられて遊ぶ時はアウトドアでの事が多かった。
      巣潜り、釣り、カブトムシ取り。
      酔っている時は怖い時もあったけど、外に遊びに連れていかれた時は何をしても凄くて楽しませてもらっていた。

      そのうち中学生、高校生になり部活をするようになってからはそんなに一緒に遊びに行く事は少なくなったけど、今度は部活に父が熱心になった。
      自分がエース(身長が高かった)だったので鼻も高かったのかもしれない。
      試合があると応援に来てくれて、上の大会に行けば他の父兄を連れて応援に来てくれた。

      当時は恥ずかしかったけど、今思えばありがたい事だと思う。


      その当時、父と父の友人が飲んでたりするところに飯食いに来いと呼ばれて行くと、父の友人が自分の背の高さにびっくりする。
      そこから息子自慢が始まるのが定番だった。

      大学もスポーツ推薦で進学し、背中を押してくれた父には感謝しかない。
      まぁ母は反対していたが(笑)

      大学から地元に戻った時に父が個人大工をしていてその手伝いをしてお金を稼いでいた。

      その時初めて父が仕事をしているところを見たけど、やっぱりすごいと思った。
      その世界を詳しく知らなかった事も大きいけど、職人としての技術や知識を見せられて尊敬した。
      1年ほど大工仕事を手伝ったが個人大工で食っていくのは厳しいと思うようになり、一般企業に就職した。

      それからは顔を会わしても話さなくなってしまっていた。

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