ハーメルン●さんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2014/10/10 23:37
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- 次の日も塾だった。いつもと変わらない、昨日とは違う日常だった。その子も昨日先に帰ったことで怒らなかったし、昨日の帰りのことを聞いても「別に」としか言わなかった。
時間は流れ、進学する学校も決まり、塾に報告しにいった。あれはたまたまだったのかな?待っててくれたのかな?その子も塾にいた。後の2人の姿は見えなかった。
2人きりで教室で話した後、一緒に帰った。自分は「またね」と言って別れたが、その時気づいてなかった。今までその子と話せることが当たり前だった日常が、当たり前でなくなることに。当時はポケベルすらない時代だった。連絡を取る手段がないことにも気付いてなかった。何から何まで、バカだった。なんであの時、気持ちを伝えなかったんだろう、なんであの時逃げてしまったんだろう。今になって傷ついたけど、きっとあの頃、あの子はもっともっと傷ついたんだろうな、俺のせいで。手紙書くのに勇気が必要だったろうし、テレ隠しで意地悪っぽく感じでしまう文章だったんだろうな。マイナスに捉えずに、プラスに捉えていれば、勉強がんばって違う高校へ通っていたかもしれない。たらればが無意味なのは取り返しがつかないから、もう過ぎた時間をやり直すことが出来ないからだろう。
でも、出来ることならあの日に戻って逃げない自分になりたい。
そしたら、あの子を傷つけなくてすんだはず。あれから一度も会ってないから、今後も会わないと思うけど、会うことがあるならば、あの子に謝りたい。ごめんなさい
- 次の日も塾だった。いつもと変わらない、昨日とは違う日常だった。その子も昨日先に帰ったことで怒らなかったし、昨日の帰りのことを聞いても「別に」としか言わなかった。