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- 2012/2/29 18:34
- 東京マラソン完走記《その2》
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- そうこうしてるうちにやっと雷門が見えて来る
〈雷門から銀座へ〉
雷門を抜けてスカイツリーを眺めつつ歩き続ける
身体がどんどん冷えてくる
沿道の応援に応える余裕も無くなってきた
この辺りが一番しんどかったような気がする
やっと銀座を抜けた辺りで35Kmの標識が見えてきた
すると10Km以上も歩いたお陰か、体力的にはまだエネルギーが余っている感じで、あとはどうやって脚の痛みと折り合いをつけていくかだ
〈佃橋から豊洲へ〉
佃橋の手前から気合いを入れ直して歩くのと変わらないようなスピードながらも再び走り始める
すると、そんなスピードでも力尽きて歩いてるランナーよりは早いみたいで、次々と追い越すことができ、それが面白くて励みとなる
このルートも殆ど通ったことがないので距離感が全然掴めない
沿道の人達と(特に子供と)ハイタッチをすると不思議と一瞬だけでもパワーが盛り返すので、道路の端を走ってハイタッチを繰り返しながらトコトコ走り続ける
〈そしてゴールへ〉
ついにビッグサイトが見えてきた!
ここら辺から回りのランナーも気合いが入ってくるのか、全体のペースが上がって抜けなくなる
ここで感じたのは「あともう少しだ」という頑張っている自分と、「もう終わっちゃうのか」って淋しく感じてる自分がいたこと
「苦しくても楽しいことなんて高校野球以来だなぁ」とか色んな気持ちが交錯していた
そしてビッグサイト前の直線から右折していよいよゴールゲートへ
最後は絶対に走ってゴールしようと思っていたので、ゲートに向かって走り続ける
すると「そろそろ3万人目のゴールです」というアナウンスが…
う~ん、そんなに遅かったのか…
達成感と悔しさが入り交じってゴールをくぐった
〈おわり〉
- そうこうしてるうちにやっと雷門が見えて来る