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- 2016/7/16 13:04
- auヘッドライン記事の引きこもりについて3
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UX会議は、今後も女子会を続ける方針で、次回は8月23日を予定しています。
こうした女性限定のひきこもり当事者の集まりは、最近ようやく登場し始めた、新たな動きです。
「女性のひきこもりは少ない」という思い込み
横浜市の当事者会「ひき桜」でも、6月から、通常の居場所会とは別に、女子会を始めました。
担当する成瀬さん(39)は、「ひき桜」の運営メンバーのうち、唯一の女性です。女子会には、男性の運営メンバーは参加しません。
「女性のひきこもりは少ないという思い込みは当事者自身にもあって。メディアの『女性の方がコミュニケーション力が高く社交性があるから、ひきこもりは少ない』なんていう分析を聞いて、『女性なのに社交性がない自分って相当ダメなんだな』と追い詰められる人もいます。ただでさえひきこもり状態であることに負い目を感じるのに、立場のなさを感じ、さらに閉じこもってしまう」
「でも、ネットで他の女性のひきこもり当事者の声を探していくと、けっこうな数が見つかる。そして、みんな自分と同じような負い目や肩身の狭さを感じていました。実は女性のひきこもりは結構いるのに、出ていける場所がないだけなんじゃないか、需要があるのに供給がない状態なんだと気付きました」
こちらも女子会は好評で、参加してみたいという問い合わせがあちこちからきているそうです。
成瀬さんは言います。
「同じ立場の女性とできるだけたくさん会う事で、安心したい。悩みや苦しみや不安を共有したい。友達がほしい。ひきこもりである事を隠したり負い目を感じる事なく、おしゃべりして楽しみたい。そういう居場所をつくることで、それぞれが抱える問題を解決する糸口が見つかり、社会に問題提起できたらいいなと思います」
存在に気付かれていなかった女性たち
女性のひきこもりが注目され始めたのは、ここ数年です。
そのきっかけが、ジャーナリストの池上正樹さんです。著書「ひきこもる女性たち」(2016年5月発売、ベスト新書)などで、存在に気付かれていない女性のひきこもりがあると、問題提起しています。
4に続く…
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