Σ(･ω･*p猫qさんとモバ友になろう！
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- 2011/5/1 23:26
- 従姉妹
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- 俺は社会科という教科が大の苦手だった。
当時、地理を学ぶ必要を感じられないとか、歴史なんてどうせ全部フィクションだとか、そんなことを言い張る位嫌いだった。
そんな俺に従姉妹から一通のメールが届いた。
従姉妹「姫路城って何県にあるの？」
いくら地理を苦手とする俺でも、この程度なら楽勝で答えることができる。
この質問に解答をすることによって、一つ年上の従姉妹にデカい顔をすることができると同時に、知性を見せつけることで男しての評価を上げることができる。
そう考えて、俺は速攻で返信をした。
俺「姫路城は愛媛県にあるよ。」
キマった。
メールが届いてから10秒程度での返信。
インテリジェンスを従姉妹にアピールすることができた。
余裕の表情でタバコを吹かしていたら、また従姉妹からメールが届いた。
従姉妹「近畿じゃなくて？」
どうやらアホな彼女は、愛媛県が近畿地方にある都道府県だと思っているようだ。
堂本もびっくりである。
22歳の女が、姫路城の場所も分からないようでは、先が思いやられる。
俺はまた急いで返信をする。
俺「愛媛県は近畿地方じゃなくて四国にあるよ。」
優しい。女性の間違いを貶すことなく、正解を教えてあげるという然り気無い優しさ。
世の女性も、早く俺のこの優しさに気づいて欲しいものである。
すると、またもやメールが
従姉妹「姫路城は兵庫県にあると思ったんだけど…」
どうしようもない女である。
正解を教えられたにも関わらず、まだ自分の意見を曲げないとは。
そんなことでは就職したときに間違いなく上司とうまくいかず、周囲から批判されるような存在になってしまう。
俺はそんな彼女に証拠を見せてやろうと考えた。
wikiで姫路城の所在地を調べ、そのページのURLをメール送ってやろうと思い、早速wikiで姫路城を調べた。
wiki「姫路城は、兵庫県姫路市にある城である。」
(゜д゜)
- 俺は社会科という教科が大の苦手だった。
