ﾍｸｻｺﾞﾝさんの日記

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- 2010/10/7 22:35
- 虫と大男
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- ｳﾁの上司は身長が190近くある。
  
  堂々としすぎた体格で、人混みに紛れてもその存在はすぐにわかる
  
  しかし、その体格とは裏腹に虫が嫌いらしく、過剰な反応を示し、時には常軌を逸した行動をとることがある。
  
  この間も蚊が飛んでいたのを仕留め損ね、机の上で気絶しているのを捕まえ、羽根、足の１本１本をもぎ取り、ﾀﾞﾙﾏ状態にするといった異常とも言える行為をしていた。それを楽しむ表情はあの宮崎勤を彷彿とさせるものがあった。
  
  そんな上司がつい先日…
  
  いつものように関係者専用のﾌｰﾄﾞｺｰﾄ的なｽﾍﾟｰｽに集合し、昼食をとる我がﾁｰﾑ
  
  ふと下に目をやると１匹のｺﾞｷﾌﾞﾘがいた。その行く先は確実に上司に向かっている…
  
  徐々に近づく距離。しかし上司は迫っている危険に気づかずｼﾏﾘｽのように頬を膨らませながら、黙々と食べている。
  
  次の瞬間
  
  ﾌﾞﾝ
  
  突然ｺﾞｷﾌﾞﾘが羽根をばたつかせ、上司に向かって飛び出した。
  
  ｢％§＠☆￥◆＃｣
  
  ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯﾁｬｧﾝ
  
  規格外の体が奇声と共に勢いよく飛び上がり、座っていた椅子、机もろとも吹っ飛ばした。食べていた弁当もそこら中に散乱している
  
  ｢ｺﾞ…ｺﾞｷ、ｺﾞｷ、ｺﾞｷﾌﾞﾘが飛♂×◎‰Å｣
  
  もはや言葉になっていない
  
  耐えられるわけがない。爆笑の渦に巻き込まれるﾁｰﾑ一同。
  
  何なんだこの男は。
  
  ｢ｺﾞﾝ蚊がいるぞ蚊蚊蚊蚊蚊蚊｣
  
  ｢はぁ…｣(6連呼しなくてもいいでしょうに)
  
  今日も上司の虫反応はすさまじいものがある。
  
  何がこの男をそうさせるのか…謎は深まるばかりである。