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    • 2010/8/8 3:36
    • とある休日
    • コメント(3)
    • 閲覧(15)
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    • みなさんこんばんは
      あかなちなやです。



      今日は少しお話をさせて下さい


      先日地元を歩いていると
      見知らぬ20代後半の男性に
      「坪崎君ですよね?自分の事覚えてますか?」
      と声を掛けられました
      僕は最初彼が誰だかわからず
      曖昧に答えると彼は
      昔話を始めました。
      それを聞いて僕はやっと
      彼を思い出しました。





      あれは僕が中学生の時でした
      僕はサッカーの帰りで
      自転車で家へ向かっていたのです



      急に曲がり角から一人の
      バイクに乗った男性が
      飛び出してきました
      接触は避けましたが
      バイクは横転し僕も転びました
      僕は無傷だったので
      男性に駆け寄りました
      ぱっと見男性も大したけがはなく
      安心したところで
      「大丈夫ですか?」
      と声を掛けたところ
      「僕は大丈夫です。でもバイクが壊れてしまって…」
      「妻が出産するために病院に運ばれて急いでいたんです。本当にすいません。」
      と焦り答えました。
      僕は一大事と思い
      男性に自転車を貸したのです
      男性は申し訳ないと感じたのか
      最初は断っていましたが、
      僕は半ば強引に自転車を置いて
      その場を走り去りました。




      その男性が今声を掛けてきた
      彼だったのです
      自転車には坪崎隆大とだけ書いてあり
      僕に当時の面影があったので
      声を掛けてみた様でした。
      男性は家族連れでした
      少し離れて見ていた
      男の子と奥さんを呼び
      「この子があの日生まれた子です」
      「僕が病院に着いて10分としない内に生まれてきて…あの時自転車を貸してくれたから出産に立ち合えました。ありがとうございます。」
      とお守りにしているという
      出産時の写真を財布から出して
      僕に話してくれました。



      僕は
      「名前はなんて言うんですか?」
      と聞いてみました。
      すると彼が
      「自転車の男の子の様に優しく育って欲しいと隆大くんの字から一文字だけ頂き隆史(たかふみ)と名付けました」
      と答えました。
      そのあと少しお話をし、
      家族とは別れました。
      僕は家に帰りながら
      嬉しくなりました
      あの時したことが
      ここまで人に感謝され
      名前として残ることに、
      幸せそうな夫婦の笑顔を
      見ることが出来たことに。




      今でも彼は僕のバイト先の
      セブンイレブンによく来てくれます。
      幸せそうな家族を連れながら。








      という事がありました。
      まあもちろん全部嘘です



      長くなってすみません




      ばい

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