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    • 2011/7/31 14:36
    • 第三話-2
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    • emoji『リンク:第三話-1/氷坂水流』


      「君、可愛いねー、一緒に遊ぼうよ!」

      「ごめん!俺、人探してるんだ。一緒には遊べないんだ……」

      人影は二つ。
      片方、背の高い男がもう片方の人影を隠すように立っている。どうみても合意の会話ではない。

      「そこでなにしてるんだ?」

      すかさず間に割って入り背の低い方の前に立つ。
      脇に差した剣に手を掛ければ悪態をついて路地裏に帰っていった。

      「大丈夫か?変なことはされて……」

      「ちろたぁっ!!」

      「!?円堂……!?」

      聞いたことがあると思ったらやっぱり円堂だった。
      どうやら俺を追いかけて街へ降りてきたらしい。

      「どうしてここに居るんだよ、城に居なかったら国王様やお妃様が……」

      「だ、だって……ちろたと一緒なら平気だと思って……」

      なんて危険極まりない行動かと思った。今しがた危ないところだったのに俺が駆けつけなかったらどうなっていたことか。

      「それに、ちろたと一緒に街に出掛けたかったんだ。
      ずっと一緒にいるけど街に遊びに行ったこと無いだろ?普通の子達みたいにさ。」

      円堂には、城の中だけが全て。
      遊び盛りの年頃で、確かにあの中は狭すぎる。

      「……今度はちゃんと俺に言え。そしたら一緒に街に来よう?」

      「!うんっ!!そうする!」

      ぱあっと表情を明るくさせて城へと帰るように円堂を送った。

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