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- 2011/8/28 15:35
- Mr.猿のあまり知られていない病⑥
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- 【レビー小体型認知症】
(れびーしょうたいがたにんちしょう)
認知症と言われるとアルツハイマー型認知症の方が広く知られており、同じ認知症でも原因と症状に違いがある。
アルツハイマー型はミュンヘン大学の精神科医アロイス・アルツハイマーにより発表された。
主に老年期に発症し、大脳皮質にアミロイドβ(蛋白質)が付着する事により発症する。
大きな特徴は記憶障害である。
アルツハイマー型に対してレビー小体型はアルツハイマーと共に認知症研究をしていた同じくミュンヘン大学精神科医フレディック・レビーによりレビー小体が発見され、それを基に日本人医師小坂憲司により発表された。
レビー小体型は主に若年層に多く脳の神経細胞の中にある異常物質であれるレビー小体が大脳皮質に付着するすることで発症する。
アルツハイマー型に比べて幻視が酷く、実父が徘徊しているたり、虫が部屋中を這いずり回るなどの本人にしか見えない幻に悩まされる。
いくらそんなものは見えないと説明したところで、本人には鮮明に見えているため、頻繁に争いの素になってしまう。
中脳黒質のドーパミン神経が変性脱落したところにレビー小体ができるため、もう一つの特徴としてパーキンソン病のような症状も現れる。
(ぎこちない動き、小さい歩幅での歩行、無意識口や手首が震える等)
現在有効治療薬として漢方薬の抑肝散が用いられる。(本来は子供の夜泣きや癇癪に使用される。)
- 【レビー小体型認知症】