☆Mr.猿☆さんとモバ友になろう!
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- 2011/7/4 15:38
- ~御前崎市津波防災講演会~③
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- ~大人が多数亡くなった理由~②
「防波堤の過信」
岩手県宮古市田老にはギネス認定の「田老の万里の長城」とよばれる防波堤がありました。
昭和9年から昭和53年まで44年もかけて作った巨大堤防がありました。
それとは別にもう一枚あり二重の堤防があり、住民の方に話しを聞くと皆さんが口々に、
「この堤防があるんだよ。
こんなのが壊れるわけがない。
もうこれが壊れるときは世界が終わりの時だよ。」
海水は波というよりも洪水となり堤防を破壊しハザードマップのセーフティーゾーンを遥かに越えて、ハザードマップで避難所にしてされていた建物を次々に飲み込み堤防とハザードマップを信じた人達が多数犠牲になってしまいました…・。
~大人が多数亡くなった理由~③
「羞恥心」
大人になるとどうしても羞恥心が子供よりも強くなるため、
「後で恥をかいたら嫌だな」
と、言う気持ちを持ってしまいます。
地震がきても「津波が来る!!」と散々叫んで逃げたそのあとに何もなかったら恥ずかしい・・・・そう考えると逃げるのを躊躇してしまうそうです。
教授は子供達には、
「まず一人一人が逃げる意識を強くもちなさい。
人は他人が逃げていると自分も逃げなければいけないと言う危機感を持ちます。
人を助けることももちろん大事ですが、自分が逃げると言うことが結果的に人を助けることにつながります。
一人一人が自分の命に責任をもちなさい。
そしてその後で初めて人を助けるんです。
助けられるより助ける人になりなさい。」
と教えました。
- ~大人が多数亡くなった理由~②